Diary

どんな鳥だって
想像力より高く飛ぶことは
できないだろう






2019年2月の日記



 
 
2019.2.23 Sat   春とともに

花粉キターーーーーー!
暖かくなってくるのは嬉しいけれどそれと同時にやってくるスギ花粉。早速耳鼻科に駆け込んで薬をもらってきました。やれやれ。現代人は本当に不便だわ。



 
 
2019.2.19 Tue   ビタミン

公演終わって、バテました。力を出し尽くしました。昔は公演後ももりもり元気でしたが、年齢には勝てないですね。毎日眠くてたまりません。口角が切れました、初めてです。ストレスまたは免疫力低下のためだそうです。12月から気を張ってかなり無理をしてきたのだと思います。しばらく廃人になりたい気分ですが、なかなかそうもいきません。その日その日、やらないといけないことだけ、なんとかこなしています。ヘパリーゼとビタミン剤を飲んで、なんとか日々を過ごしています。連絡が滞ってしまっている方々、すいません。しばしおまちくださいませ。



 
 
2019.2.18 Mon   サーカス万歳!

世田谷文学館に「ヒグチユウコ展 CIRCUS」を観に行きました。恥ずかしながらヒグチウユコさん知りませんでした。圧倒的な細密画。そしてブリューゲルやボッシュのごときシュールさ。グロテスクでダークなテイストも恐るべき細密さで美しい世界に昇華しています。可愛いのに怖い。怖いのに目が離せない。例えばギュスターブくんというキャラクターは猫なのに手は蛇、足はたこです。でもとてキュートです。麻薬のごときこの魅力。ああ、はまってしまいましたわ。
展覧会は3月31日までです。みなさまぜひ。



 
 
2019.2.14 Thu   円陣

「スフィンクスの絵本〜若葉町バージョン〜」無事に終了しました。寒い中、おこしいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
考えて考えて、悩んで悩んで、細部を丁寧に積み上げて、そして何よりダンサー、スタッフの知恵と力が結集した結果です。本番前には必ず、ダンサー、スタッフ全員集まって、円陣を組み、背中をパンパンたたきます。美香さんから教わりました。ダンサーズを離れても本番の時には必ずやります。舞台はチームでやり遂げるものですから。最終回、ラストのシーンを踊りながら「ああ、この世界ともこれでお別れだ。終わってしまう」と切なくなりました。
大雪予報にびくびくしつつも、はらはらと舞うだけにとどまり、ダンサーは満身創痍ながら極寒の中でも大きな怪我もなく、私にとっては初となる11時半からという午前中公演も無事に踊りきれ、たくさんたくさん感謝です。多くのことを学びました。ここからまたスタートです。



 
 
2019.2.3 Sun   深呼吸

公演が近づいてくると、心配事が多くて、胃が痛くなってきます。信頼できる頼もしい仲間と一緒に、クリエーションは順調にすすんでいます。しかし、制作面がなかなか困難。弱小ユニットは何もかも自分でやるのできばらないといけません。ときどきぷつんと糸が切れてしまいそうになるので、今日は気分転換。ハセガワさんと美味しいランチを食べに行きました。昔、東銀座のOLだった時に上司から「イライラしていても、ニコニコしていても仕事ができる量は同じ。ならニコニコしていなさい」と言われたのを思いだします。しんどくて、イライラを顔に出していても物事が進むわけではありません。ならば笑顔でいようと思います。深く呼吸をして、さあ、いよいよ今週末。走り抜けましょう。

「スフィンクスの絵本〜若葉町バージョン〜」


 

 

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