Diary

明日の自分に
どきどき
しようか







2007.11月の日記
 
 
 
 

 
 
2007.11.30 Fri     浪漫飛行?

大阪です。例によって飛行機です。マイルをせっせと貯めています。年齢的にバスがシンドイ身。ならば平日昼間なら新幹線より、安い、しかも楽しいとなれば断然飛行機です。木曜日12時30分発の伊丹行きの飛行機は、出張のサラリーマン、サラリーマン、サラリーマン、サラリーマン、サラリーマン、旅行、サラリーマンぐらいの割合でほとんど背広一色です。
飛行時間約45分。「あと10分で伊丹空港に着陸します」のアナウンスが入ると窓の外を見ます。大阪近くでは街の上空で低空飛行になり、はっきりと景色が見えます。まず、大阪城が見えてきて、その後梅田の観覧車。そしてスカイビル。そしてその少し先に梅田のオウチのある10階建のマンションが見えます。自分の家が空から見えるなんてドキドキします。ちょっと得した気持ちがします。だからかならず行きの座席は左翼の窓側をとります。
でも最近の石油の高騰で飛行機運賃も値上げの噂が出ています。これ以上高くなると乗れないなあ。



 
 
2007.11.28 Wed     布団の上でプシューッと寝息ををたてる。警戒心のうすい猫です。

明日からまた大阪・京都です。ペットシッターの父にまかせて、むぎを家に一人(一匹か)にするので、今日は少しサービスモード。むぎは、いつも、夜になると私の膝の上にのって丸くなります。今日はそこで、頭蓋骨、首・あごのマッサージ。猫もほ乳類。人間とツボはそう変わりません。ついでに骨盤としっぽのつけねも。気持ちが良いのか、むぎはゴロゴロと音をたて、目をつぶって敷物状態。どうやら私は人間だけでなく、動物マッサージも上手なようです。ゴッドハンド?と自画自賛!



 
 
2007.11.27 Tue     小さな事から

糊のきいた洗いたてのシーツ。お日様の匂いのする枕。こういう些細なことが大切だったりするんだな。



 
 
2007.11.26 Mon    ごろ

今日は「いい風呂の日」なんだそうだ。夕刊と一緒に「いい風呂の日手ぬぐい」が広告として入っていた。すごいな、お金かけてるな朝●新聞。でも、これが何の広告になっているのかはよくわからない。因に毎月26日も「風呂の日」だそうです。そういえば昔よく行っていたワイルドなメキシコ料理のお店は毎月29日は「肉の日」として、すさまじい大きさの硬いステーキをサービスしていた。商売はなんだかゴロさえ合えばなんでもあり。って感じですね。

今日は久しぶりにじっくりカブとチキンのシチューを作る。野菜って甘いんですよね。美味しい…



 
 
2007.11.25 Sun    足りないモノは何だろう

急激に甘い物が食べたくなって、コンビニに走りプリンやチョコレートを買い込んで来てバクバク食べる。でもなんだかカラダは収まらない。そうだ。前に丸元淑生の本に「甘味を欲する時は実は糖質でなく、ビタミンCが不足しているのである」と書いてあった。そこで、次はキイウイを食べてみる。なんとなくすっと、収まったような気がした。なんとなくなんだけどね。急激に何かを欲する時は、カラダの何かが壊れている兆し。要注意。要注意です。
因に買ったチョコはバンホーテンの「Dear cacao<ビタースイート>」。これ、美味しゅうございます。




 
 
2007.11.24 Sat    自称前向きなペシミスト

今日はせっせと書類作り。こういう時、かつてのOL生活がものをいう。伊達に10年間企画書書いてたんじゃないもんね。人生は無駄なことは何もないのね。私、とても前向きだな。

CSで行定勲「ユビサキから世界を」を観る。この人の作品はどんどん上手くなるけど、それに反比例してつまらなく、普通の作品になった気がする。初期の、わけのわからない勢いのある時代の作品の方が好きだな。「贅沢な骨」とかね。



 
 
2007.11.23 Fri    隣の世界への扉

夕方に少しだけ、復活したランティスくんで西に向かってドライブ。夕闇と夜が交錯するつかの間。暗さの陰影が驚く程はっきりして、慣れ親しんでいる場所なのに見知らぬ風景に見えてきます。世界が半歩ぶんだけ、ずれる様な気がします。でもこの時間はほんのわずか。みるみる陽は落ちて、いつもの単なる「夜景」になります。違う世界への扉は時々開かれる。そんな風に思うのもまた、楽しい。




 
 
2007.11.21 Wed    だめな子ほど可愛い

ランティスくん退院。1年点検をしたら、ラジエーターもショックアブソーバーももろもろガタがきているとの報告。ゴムまわりのものは軒並み劣化している模様。今回は強引に消耗品を取り替えただけで引き取ってしまったけれど、来年の車検時にはそろって取り替えないといけなさそう。97年型のランティス、私たちが買って7年。そろそろ厳しくなってきました。その上私が結構ぶつけてボコボコスリスリになっているし…。しかし、そう思うと排オクガソリンの燃費の悪いこの車がとてもいとおしく思えてきます。おかしいなあ、普段はあまりモノに固執しないのだけど。




 
 
2007.11.20 Tue    むぎに生気をすわれてる?

季節労働者の私。せっせとDTPに精出して働いています。稼がないと年越せないものね〜(笑)。

お友達がくれた加賀棒茶。美味しくてこのところ毎日飲んでいます。日本茶をちゃんと煎れて飲むのは久しぶりです。このお茶は緑でなく、赤いので紅茶とも言えるのでしょうか。美味しいモノをきちんと手間ひまかけていれる。これ大切です。




 
 
2007.11.19 Mon    記号化

先日DVDで「パビリオン山椒魚」を見る。話が進んで行く程にどんどん引いていった。つまらない…。でも菊池成孔の音楽はめっぽうカッコよかった。で、本棚の奥から引っ張り出して再び「東京大学のアルバートアイラー」を読んでいる。
その中に音の感情想起の話がある。一般に人は長調を聴くと楽しく明るく感じ、短調は暗く悲しく感じる。『記号化された基礎単位の組み合わせの操作によって、人間の感情にある特定の、記号化された効果を及ぼすことができる』わけです。これはすごい。万人がダンスである特定の動きをすると、楽しく明るく感じて、ある動きをすると悲しく感じる。なんてありえない。音は不思議だわ。ダンスが往々にして、音にのかってしまったり、勝てなかったりするのはこれ故なのか。




 
 
2007.11.18 Sun    やはり湯船が一番?

最近眠りが浅いのは、寒さのせいか、ストレスか、はたまた3.5kgのむぎが私の上に乗っているせいか…

来年の手帳とカレンダーを買う。時がめぐるのはなんて早いんだろう。



 
 
2007.11.15 Thu その2    ごめんよランちゃん

解体工事のどさくさや、東京を離れていたりして、ほぼ2ケ月ランティスに乗らずじまい。そうしたら案の定、あがってしまいましたバッテリー。JAFさんを呼んでエンジンをかけてもらった後は、方南町のマツダディーラーさんに直行しました。前にも一度バッテリーあげているので、交換することになりました。ランティスのバッテリーは特殊な形なので量販店では売ってないことが多いのです。ついでなので、1年点検もしてしまうことにして、ランティスくん入院…。最近もてぎや富士にも行かれなくて長距離も走っていないしなあ。乗れば楽しくて、このままドライブに行きたい!と思うのだけど、最近は余裕がなくて。無用にパワフルなV6エンジンが泣いているわ。ごめんね、ランティスくん。



 
 
2007.11.15 Thu    刻み

月曜日は吉祥寺で打合せ、火曜日は前橋のZ氏が12月の公演の為のリハーサルでコラボレーターのI氏、プロデューサーのS氏とともにスタジオにやって来る。この日は夜からヨガ教室。昨日は昼間に12月にレンタルする発表会の打合せ。そしてスタッフ塾。ものすごく忙しいわけではないけれど、ちょこちょこと、ちょこちょこと、小さなことが時間刻みで入ってくる。せわしないな〜。
そして、ここ数日、頻繁に軽い立ちくらみ。なんだかなあ。気のせいか生気の輪が小さくなっている様に思います。こういう時は無理をせず、少しおとなしくしておこう。



 
 
2007.11.11 Sun    今年のビブくんはCGだあ〜

金曜日夜から、出張でハセガワさんが東京に戻ってきていました。モーターショーがらみです。お仕事があったので、あまりゆっくり出来なかったのですが、昨晩は久しぶりに二人で「もち豚ラーメン」に行って、美味しい日本酒飲みました。長くのびたむぎの爪も切ってもらいました。むぎも家に人間が2人いると落ち着きをみせます。月曜日から大阪でお仕事なので、夕方そそくさと帰っていきました。単身赴任も、もうすぐまる2年。そろそろ終了の鐘がなりそうだとは思うのですが…
いつも思うのですが、見送られる時も寂しいけれど、見送る時はもっと寂しい…

●今日のちくり
モーターショーにカメラバックを持っていそいそと出かけるハセガワさん。今日のカメラは?と声をかけるとあれれ〜、何故かソニーが!!サイバーショットDSC-R1なんてあったけ〜!!




 
 
2007.11.9 Fri    布団の魔力

ようやくと今日は朝寝坊。うふふ。幸せです。「朝ゴハン〜、朝ゴハン〜」とふみふみ、にゃあにゃあうるさいむぎを必死で無視して、布団の中。むぎは1時間近く私の胸の上に乗っていた模様。おかげで浅い眠りの中で、苦しい夢を見てしまったわ。



 
 
2007.11.8 Thu    赤い鳥

昨日は、お友達の公演手伝いで目白へ。大学時代4年間目白へ通っていました。なんと卒業以来初めての目白駅。いや〜、変わりましたね。駅構内はとてもきれいになり、お店も格段に増えました。当時は駅前の田中屋というケーキの美味しい喫茶店、できたばかりのマクドナルド、目白通りをかなり新宿方面に進んだルノアールしかありませんでした。街は変わる。街は生き物。赤ん坊だった姪子に、成人してばったり会う様なものですね。自分が過ごした4年間の時がなんだかとても遠くになったような気がしました。

ところでダンスですが、それはそれは素敵でした。「おやつテーブルvol.2 畳delicacy」。目白庭園の中の赤鳥庵。畳で着物で踊ります。4人の出演者は20代から50代までと幅がありますが、4人ともまるで少女の様。見ているこちらも幸せな気持ちになりました。「ダンスって楽しいものだよね」と単純に素直に思える公演でした。



 
 
2007.11.6 Tue    2週間

大阪・京都滞在中の約2週間、最も心配なのは猫のむぎのことでした。しかしペットシッターの父の親身の世話のおかげで、アレルギーがでることもなく無事に元気にしていてほっと一安心です。猫は所詮けだもの。餌をくれる人が一番です。私が帰ってきてもそっけないだろうなと予想していたのですが、既に餌をもらって満腹状態なのに、帰宅の音を聞くと、扉の前に出迎えて、みゃあみゃあ鳴いていました。その後も私のうしろをついて回る、ついて回る。猫は表情がないので、喜んでいるんだか、なんだか今ひとつ疑問なのですが、ふと「可愛いヤツよのう」と思ってしまった私。いかん、世渡りの上手い猫の奸計にひっかかっている気がします…



 
 
2007.11.5 Mon    さらば合宿所

3日のクリティカルレスポンスを終え、本日東京に戻ってきました。作品はこれからブラッシュアップは必要なのですが、まず第一段階まできたのではと思っています。続いて第2ステージです。ここからが要です。
それにしても今回は早起きでした。毎日終電近くで梅田に帰ってきて、それからシャワーを浴び、稽古ビデオをチェックして寝るのは夜3時過ぎ。朝は8時半起き。クリティカルレスポンス当日は京都芸術センター9時半入り。3時間くらいしか寝ていないのに、がばっと朝6時半に起きました。緊張していたせいもあるのですが、人間やれば出来るのですね…

今回の大阪2週間滞在。あっと言う間の様でもあり、長いようでもありました。昼前に家を出たきり終電まで帰ってこない。ただただリハのみの日々。東京にいれば否が応でも様々な雑事が入ってきます。こうしてダンスだけに集中できる時間はとても貴重でした。しかし、梅田のオウチは荒れました〜。洗濯だけはするものの、掃除をする暇はなく。1人で過ごすはずの部屋に2人がいて、お互い逃げ場がありません。狭い洗面所や風呂場でぶつかったり、扉が交錯したり。ハセガワさん曰く「合宿所みたいだ…」。今日はしっかり「合宿所」を片付け、掃除をして帰ってきました。また12月・1月には合宿所状態がやってきます。ハセガワさん、どうぞ宜しくお願いします。




 
 
2007.11.1 Thu    遠くの足音、アラームは聞こえず

大阪に来てから、朝だけはちゃんと起きて、朝ごはんを作り、仕事に行くハセガワさんを見送ると心がけていたのに、ついに今日は起きられなかったです。月始めで1時間早い朝礼に行くハセガワさん。玄関ドアがパタンと閉まる音だけが布団の中の私にかすかに聞こえました。その報いなのか。リハーサルに行こうとしたら右の奥歯がぼろぼろっつと5、6本抜けてくる夢を見ました。鏡でみると、歯茎にぽっかり穴があいています。どうしよう!!とおろおろしていて目が覚めました。口の中の抜けた歯の感触が妙にリアルに残っていて怖かった…。一体この夢は何のトラウマなんだろう。
リハーサル9日目。さぶろうくんは朝から音創り。芸術センターの雨どいや前田珈琲明倫店の雑踏音、講堂の後ろのスロープを歩くヒールの音などなど。京都の音が素材に随分取り込まれました。この素材たちを如何に空間に響かせ、ダンスとも共振させるかです。センスの見せ所。期待していますぜ。

■今日のインフォ
ところで、散々書いているこのリハーサル話。コレ↓の上演です。
京都ダンスプロダクション2007
「クリティカル・レスポンス・プロセス」




 

 

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